【採用チームコラボレーション】人事と現場をつなぐ。「キャリアリレー」でチーム採用を強化する新戦略

採用の成功は、個人ではなくチームの連携力にかかっています。 どんなに優れた採用戦略を描いても、現場との情報共有が不十分であれば、結果はついてきません。 近年、注目を集めているのが「チーム採用(Collaborative Hiring)」という考え方です。

人事だけでなく、現場・経営・採用パートナーが一体となり、採用をプロジェクトとして動かす。 この協働を支えるのが、データ共有と情報の循環――つまりコラボレーションDXです。 その中でも、採用情報を自動で共有・循環させる仕組みとして注目されているのが「キャリアリレー」です。

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目次

採用チームコラボレーションとは?

採用チームコラボレーションとは、人事担当者・現場責任者・経営層・エージェントなど、採用に関わる全員が同じデータを基に連携し、 共同で採用活動を進める仕組みのことです。

この体制が整うと、次のような変化が起こります。

  • 現場がリアルタイムで候補者情報を確認できる
  • 不採用理由や面接評価が共有され、再現性が高まる
  • 人事と現場が「採用基準」を言語化・一致させられる

しかし、現実にはこのコラボレーションがうまく機能していません。 最大の原因は、「データの断絶」です。

採用チームが抱える課題:データと情報が分断されている

採用チームの多くは、次のような課題を抱えています。

  • 候補者情報がATSとスプレッドシートに分散している
  • 不採用者データが共有されず、次の選考に活かせない
  • エージェント・現場間で情報伝達にタイムラグがある

つまり、「誰がどこまで把握しているのか」が見えにくい状態になっているのです。 ここで必要なのが、データを「チームで循環」させる仕組み――それがキャリアリレーです。

キャリアリレーとは?

キャリアリレーは、企業が10人の不採用者を人材紹介会社に紹介することで、 1人分の無料紹介枠を得られる新しい採用システムです。 不採用者が他社で内定しているかに関係なく、10人の紹介が完了すれば自社に無料紹介枠が付与されます。

導入方法はきわめて簡単で、お祈りメールに専用URLを貼るだけ。 不採用者がそのリンクを通じて登録すると自動的にカウントされ、採用チーム全体の管理画面に成果として反映されます。

これにより、不採用者データをチーム全員で共有しながら、次の採用活動に役立てることが可能になります。

キャリアリレーがチーム採用を強化する理由

キャリアリレーを導入すると、採用データが自動的に共有・循環され、 人事・現場・エージェントがリアルタイムで連携できるようになります。 以下の3つの観点でその効果を見ていきましょう。

① 不採用者データを「チームの資産」に変える

キャリアリレーでは、不採用者の情報が紹介会社を通じて再活用され、10人の紹介で1人の無料紹介枠が発生します。 つまり、「不採用」という結果がチーム全体の新たな成果につながる仕組みです。

これにより、現場も「選考を終わらせる」だけでなく、「次につなげる」意識が生まれます。

② チーム全体のKPIを統一できる

キャリアリレーは、応募数・通過率・紹介成果などのデータをチーム単位で可視化できます。 これにより、人事と現場が同じ目標(採用数・コスト削減・紹介効率など)を共有でき、意思決定のスピードが上がります。

③ 採用を「分業」から「協働」へ変える

従来の採用は、「人事が募集・調整し、現場が面接する」という分業構造でした。 しかしキャリアリレーを導入すれば、現場も不採用データの再活用や候補者共有に関与できるようになり、 採用が“チーム戦”として機能します。

キャリアリレーを活用したチーム採用の流れ

実際にキャリアリレーを採用チームに組み込むと、次のような流れで運用されます。

  1. 応募受付: ATSで候補者データを共有
  2. 選考進行: 面接評価や合否をリアルタイムで共有
  3. 不採用通知: お祈りメールにキャリアリレーURLを追加
  4. データ循環: 不採用者が登録 → チームの無料紹介枠に加算
  5. 再採用: 無料紹介枠で新たな候補者を獲得

この一連のプロセスが自動化されることで、チームの連携と採用効率が飛躍的に向上します。

導入企業の声:「チーム採用が“つながった”」

キャリアリレーを採用チームに導入した企業では、次のような声が上がっています。

「不採用者情報を全員で共有できるようになり、次の採用に活かせるようになった」 「採用会議がデータベース中心になり、意思決定が速くなった」 「人事と現場の距離が縮まり、“採用を一緒に作る”意識が生まれた」

このように、キャリアリレーは単なるデータ連携ツールではなく、採用チームの協働を生み出すDX基盤です。

チームコラボレーションを最大化する3つの実践ポイント

  1. ① 情報をオープンにする: 不採用データもチーム全体で共有
  2. ② 成果を可視化する: キャリアリレーで得られた無料紹介枠をKPI化
  3. ③ 意識を“協働”に変える: 人事だけでなく現場も採用の一員に

これらを実践することで、採用チーム全体が「つながりながら動く組織」へと変わります。

まとめ:キャリアリレーが生み出す“つながる採用”の時代

採用は、もはや一部門の業務ではありません。 人事・現場・経営・パートナーが一体となって動く“チーム経営領域”に進化しています。

キャリアリレーは、その中心でデータと人をつなぐ仕組みです。 お祈りメールにリンクを貼るだけで、チーム全員が採用の成果を共有し、 不採用者データまでもが新しい採用を生む。

それは、「採用が終わらないチーム」をつくる。 そして、採用DXの本質をチームの力で実現する第一歩です。

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